- 第1章 設計ミスも工事担当者の責任
- プランニングのための現場調査資料に施工を安くするヒントはない
- プレゼンテーションのポイントを把撞しないと過剰施工に陥る
- 設計打合せ不足は施工にシワ寄せがくる
- 建て主の気持ちが設計契約図書に表現し切れていないのが普通
- 設計士を説得するのは施工図が一番
- 安く施工できる提案は設計士も大歓迎
- 第2章:積算不足も工事担当者の責任
- 契約設計図書と契約見積書とは一致することはない
- 会社の利益責任を工事担当者に求める
- 積算担当者作成の見積書は受注が目的
- “掛かるものは掛かる”の考え方は捨てよ
- 業者から見積りを取って提出見積書を作成するのは止めよ
- 第3章 紹介工事の獲れる工事管理
- 業者管理・・・業者に甘い会社からはお客様は逃げていく
- 工程管理・・・転職一段取り工程表を持たない現場は必ず遅れる
- 安全管理・・・環境整備の善し悪しで施工信頼が決まる
- 建て主管理・・建て主に安心を与え、建て主から信頼を頂く
- 品質管理・・・建て主による工程ごとの品質検査で紹介工事が頂ける
- 第4章 利益を出せる工事管理
- 原価管理・・・原価管理資料を作成しただけで
- 原価中間管理・・実行利益の回復対策で必ず利益を出せ
- 発注管理・・・・業者の事前着工のワナに掛かるな
- 支払管理・・・・業者支払は工事管理の武器になる
- V対策・・・・・コストダウンはレベルダウンでない
- 1)材料費(支給材)
- 2)材工一式工事外注費
- 3)手間のみ外注費
- 4)常用人夫賃
- 5)仮設資材リース料
- 6)仮設器械リース料
- 7)道具器械修繕費
- 8)工事車両修繕費
- 9)駐車料金
- 10) 携帯電話料金
- 11) 近隣補償工事費
- 12) 現場管理人件費
- 工事利益 「出るものではない、出すものだ」
- 第5章 バックアップ体制を持たない組職は利益を逃がしてしまう
- 着工会議で業者に会社の意志を伝える
- 引継ぎ会議で工事の責任所在を建て主に伝える
- 工程会議で会社に支援を要請する
- 原価会議で会社に支援を要請する
- 清算会議で会社目標の過不足を明らかにする
- 営業会議に出席して工事部から営業情報を伝える
- 諸会議の運営方法
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- 第6章 工事坦当者の業務作業手順
- 契約から着工まで
- 1)現場調査
- 2)契約設計図と契約見積書との相違一覧作成
- 3)設計疑問箇所の拾出し
- 4)VE案作成
- 5)VE案による施工図作成
- 6)全施工図作成利益は出せない
- 7)指示予算に基づく実行予算の作成
- 8)工程表の作成
- 9)実行予算会議の開催
- 10)発注予算の作成
- 11)発注書の作成
- 12)地鎮祭の準備と開催
- 13)着工会議の準備開催
- 14)引継ぎ会議の参加
- 15)設計士との打合せ
- 16)修正実施図面の受取り
- 17)諸役所への着工届け
- 施工中
- 18)近隣挨拶回り
- 19)工事看板設置
- 20)仮設業者と現場での打合せ
- 21)現場地縄張り
- 22)現場での基礎業者との打合せ
- 23)手配段取り工程表の作成
- 24)全業者職人への現場入り期日の通知
- 25)各業者職人の現場入り期日の確認
- 26)各業者職人の工事終了知らせを受けて、業者職人立会いによる品質検査の実施
- 27)各業者職人への支払査定
- 28)経理部へ各業者職人への支払確認
- 29)旬間工程表の作成
- 30)毎週末の工程会議へ出席
- 31)原価管理表の作成提出
- 32)業者職人の評価表作成提出
- 33)月初めの原価会議への出席
- 34)営業情報書の作成
- 35)月初めの営業会議へ出席
- 36)2週間に1度、建て主へ工事進行状況の報告と図面説明のための訪問
- 37)毎日の工事日誌の作成
- 38)工事金請求音の作成と請求
- 39)上棟式の準備と開催支援
- 竣工から引渡しまで
- 40)通管通電検査
- 41)社内検査の依頼と実施
- 42)役所検査の依頼と実施
- 43)建て主検査の準備
- 44)手直し工事一覧の作成と図面記載
- 45)手直し工事の業者職人手配
- 46)手直し工事の業者職人立会い検査
- 47)住宅設備機器の使用書のファイリング
- 48)住宅設備機器業者立会いによる機器の使用説明会の実施
- 49)建物引渡し書の作成
- 50)最終金請求書の作成
- 51)最終金の入金の確認
- 52)建物引渡しの準備と実施
- 第7章 成果報酬の在り方
- 粗利益で評価するのは無理
- 工事管理担当者の評価項目
- おわりに 工事管理に手を抜く経営者には明日はない
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