自治体の人事評価制度が一新されます! 自治体・管理職レベルの皆さまを対象に、新・人事評価制度と人事評価&目標管理の基礎知識を学べる書籍を刊行!
平成28年4月から、地方自治体でも能力・実績による人事評価が導入されます。能力・実績で評価するということは必ずしも「成果主義」の導入を意味しません。むしろ、より公平で公正な人事評価制度として活用する狙いがあると言えます。
実際に人事評価をつける側としては「部下に反発されたくない」と思って評価を均したり、手控えたりしてしまいがちです。ただそれでは折角の能力評価を活用しているとは言えず、制度が形骸化してしまう恐れがあります。 本書では部下の納得感を高めることで、人事評価を通じて部下・組織をより組織にとって良い方向にマネジメントしてゆくノウハウを公開しています。 具体的な評価業務の進め方や各種評価資料の作成方法、評価者になったつもりで行う演習問題など実践的な内容を幅広く掲載しています。 皆さまの「評価力向上」にぜひご一読ください!
【「はじめに」より抜粋 】
人事評価は人事管理の中核システムですが、自治体のこれまでの取り組みはどちらかというと、職員からの抵抗が少ない人材育成を前面に打ち出して試行・運用がされてきた経緯があります。しかし、人事評価が法制化されたことで、今後は人材育成だけではなく、公平な処遇を実現していく基礎資料としてのウェイトが高まることが当然予想されます。
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本書は、自治体職員を対象に、目標管理と人事評価の基本を分かりやすく解説し、人事評価を実践していく力を身につけることを目的としています。初めて評価に向う人、評価のコツやポイントをつかめないでいる人、評価の仕方を基本から見直して評価技術を高めたいと考えている管理者・評価者が主たる対象者です。さらには、被評価者にも読んでいただきたい内容です。評価制度の運用においては、被評価者にも評価者とおなじように、評価についての基本理解が必要です。被評価者も自己評価をしますのでその意味では評価者であると言えます。 「評価」に親しむとともに、演習問題を交えて、学習のポイントを明確にし、読者の理解を確認しながら、研修ライブで読み進められるような記述を心がけました。
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